修親について

修親会
 修親会は、陸上自衛隊幹部隊員の修養研鑽と相互の親和団結を目的として、昭和29年9月に駐屯地ごとに結成されました。

修親会連合
 修親会連合は、全国規模で度々異動する会員の駐屯地が変っても違和感のない修親会組織を求める声と、年々増大する定年退官する会員との継続的な連携を強化したいとする要望から、圧倒的多数の会員の支持のもとに、昭和61年5月に結成されました。
 目的は、会員相互の親睦を図り、陸上自衛隊の幹部としての連帯感及び相互信頼感をより強化することです。

修親:昭和33年11月創刊
 「修親」は、全国の会員・準会員相互の親睦を図り、陸上自衛隊の幹部等としての連帯感及び相互信頼感をより強化することを目的としています。

発刊の辞

        大森 寛

 わが陸上自衛隊幹部隊員の修養研鑚と相互の親和団結を目的として修親会が結成されたのは、昭和29年9月のことであった。爾来、或は部外先覚者の高説を拝聴して教養向上の資とし、或は近在の名所旧蹟、古戦場等を尋ねて先人の偉業を偲び、或は郊外に歩を運んで浩然の気を養う等、その目的達成に努めつつあり、成果寔に見るべきものがある。

 しかしながらこの修親会は各駐とん地ごとに独立しているものであって、相互の間に何らの連繋もない。従って広く全国の修親会員が、互いに切磋研鑚し合い交款親睦を図る「共通の場」とも言うべきものがない。この際何かその目的に副い得るものが欲しい。こういう声は数年前から滂湃たるものがあった。今回月刊誌「修親」が刊行されることになったのはその声に応えるもので誠に同慶とするところである。

 思うにこの「修親」は各駐とん地修親会員各自のものであって決して他人のものではない。いやしくも本誌の刊行が竜頭蛇尾に終るようなことがあってはならない。どうか親身になってこれを守り育て、お互いに所期の目的達成に努めるよう念願して止まない。

修親刊行委員長

「修親」の命名について

修親会」は、初代陸上幕僚長林敬三保安監の命名であり、「修親」は、「修養親和」の略です。

1 誌名を応募したところ、各地から集まった誌名の種類は325に及びました。
2 10票以上のものは、3種類しかなく、修親(23票)、親和(13票)、いしずえ
 (10票)という結果でした。
3 常任委員会に図ったところ、圧倒的多数で「修親」が可決されました。

題字は創刊当時の陸上幕僚長杉山茂陸将の揮毫です。
シンボルマークは、宇野昭氏のデザインです。